10月1日に、Hinemos ver.4.1.0をリリース致しました。
今回提供を開始する「Hinemos Ver.4.1.0」では、多くの機能拡充・改善の他、ジョブ管理機能の機能強化を図っています。
機能の詳細は、プレス原文または本ページ下部の詳細説明をご覧ください。
プレス原文
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2013/100100.html
関連オプションの主な変更点は下記のとおりです。
◆Hinemos Utilityオプション ver 2.2.0
<変更点>
Hinemos4.1対応
設定インポート機能が上書きに対応
差分比較機能が全設定に対応(マスタ系以外)
英語対応(クライアントプラグイン/編集Excel)
Microsoft Excel 2010/2013の32bit/64bitに対応
◆Hinemos HAオプション ver 1.5.0
<変更点>
Hinemos4.1対応
アーキテクチャ変更
◆Hinemos ジョブマップオプション ver 1.1.0
<変更点>
Hinemos4.1対応
表示ジョブ数の最大値変更機能を追加
ジョブマップビューの拡大縮小時における、自動調整ボタンの追加
○オプション製品のご紹介はこちら
◎Hinemos Ver.4.1.0に関する最新情報は、11月15日に開催のHinemos World 2013でいち早くお届けします。
この機会に是非ご参加ください。
→イベント詳細・お申込みはこちら
◆10月1日より提供
Hinemos ver4.1.0 本体
Hinemos 商用UNIXエージェント ver4.1.0(Solaris/HP-UX/AIX)
Hinemos HA オプション ver1.5.0
Hinemos Utility オプション ver2.2.0
Hinemosジョブマップ(R) オプション ver1.1.0
◆11月1日より提供予定
Hinemosノードマップ(R) オプション ver1.3.0
◆11月18日より提供予定
Hinemos VM 管理オプション VMware モジュール ver2.4.0
◆11月中旬提供予定
Hinemos クラウド管理オプション Standard/Enterprise for AWS ver2.0
構築のご相談及びオプションの入手方法につきましては、Hinemosパートナーまたは弊社にお問い合わせください。
○Hinemosパートナーはこちら
○弊社へのお問い合わせはこちら
Hinemos ver.4.1.0は、以下のサイトよりダウンロード頂けます。
http://sourceforge.jp/projects/hinemos/
「Hinemos ver.4.1.0」の新規機能と機能改善、また仕様変更等に関しては下記の通りです。
◆新規機能◆
Hinemos ver4.1.0で追加された新規機能は以下の通りです。
★ジョブ管理機能の強化
ファイルチェック機能の追加
更新されたファイルを契機にジョブを実行する事が可能になりました。
多重度実行制御
1エージェント上で動作させる事のできるジョブ数を制限できるようになりました。
スケジュール予定
実行予定のジョブを表形式で閲覧する事ができるようになりました。
参照ジョブ
一つのジョブを複数で参照する事により、同一のジョブ定義を複数登録せずに済む参照ジョブが利用可能となりました。
編集ロック
複数人でジョブ定義の編集をしても問題ないように、ジョブ定義の編集に排他機構を組み込みました。
内部時刻リセット
OSの時刻を変更しても、ジョブのスケジューラが異常にならないように、Hinemos内部のスケジューラをリセットするスクリプトを用意しました。
★権限管理の強化
ロールベースの権限認証
ロールに権限を与え、ロールをユーザに割り当てる事で、ユーザが権限を持てるようになりました。
権限
Hinemos4.0以前の権限はシステム権限と名称を変更しました。
各種設定のオーナロール
各種設定にオーナロールを設定することで、ロールごとの参照可否や操作可否を制限できるようになりました。
各種設定のオブジェクト権限
各種設定にオブジェクト権限を付与する事で、オーナロールだけでは実現できない、柔軟なアクセス制御が可能になりました。
◆機能改善◆
Hinemos ver4.1.0で改善された機能は以下の通りです。
※Hinemos ver4.0の仕様を対象に記載しています。
★Hinemos 動作プラットフォームの変更
最新のOSに対応するために、Hinemos マネージャ、エージェント、クライアントの動作OSを一新しました。
Hinemosを構成するミドルウェアをアップデートしました。
★ジョブ管理機能の改善
日跨ぎジョブ対応
日跨ぎで実行されるジョブが動作するようになりました。
ジョブスケジュールの改善
従来は最小実行間隔が1時間でしたが、Hinemos4.1では最小実行間隔が5分となりました。
ジョブの終了方法の改善
実行中のジョブにシグナルを送り、停止させる事ができるようになりました。
ジョブ実行優先度
複数のノードのうち1ノードのみでジョブを実行したい場合に、ジョブ優先度に応じてジョブが実行されるようになりました。
ジョブの状態の詳細化
ジョブの終了状態を詳細化し、どのようなフローを通ってジョブが終了状態に遷移したかわかるようになりました。
ジョブの状態が実行中の場合に、エージェントが命令を受け取る前なのか、ジョブの終了を待っている状態なのかわかるようになりました。
先行ジョブのリターンコード利用
後続ジョブが先行ジョブのリターンコードを利用できるようになりました。
★カレンダ機能の改善
月間予定
稼働日、非稼働日がグラフィカルなカレンダで確認できるようになりました。
週間予定
稼働時間、非稼働時間がグラフィカルなビューで確認できるようになりました。
カレンダパターン
祝日のパターンなどを複数のカレンダで共有できるようになりました。
★Windowsイベント監視の改善
従来、Windowsイベントを監視する場合は、NTsyslogとシステムログ監視を組み合わせる方式でしたが、
Windowsイベント監視を利用してWindowsイベントを監視できるようになりました。
ログファイル監視のファイル名正規表現対応
ログファイル監視のファイル名に正規表現が利用可能となりました。
★Hinemosクライアント上でプログラム実行
Hinemosクライアント上でプログラム実行ボタンをクリックすると、
予め登録しているプログラムが、クライアントOS上で動作するようになりました。
これにより、クライアントOS上でTeraTermがワンクリックで起動する事などが可能となります。
★各種設定のコピー
各種設定をコピーできる、コピーボタンが利用可能となりました。
★デフォルトMIBの整理
Hinemosが監視可能なSNMPTRAPのMIBファイルを整理しました。
これにより、デフォルトの状態で、今までより多くのSNMPTRAPが監視可能となりました。
★エージェントの引数指定インストール
エージェントのインストール方法は、対話的インストールだけではなく、引数指定によるインストールが可能となりました。
◆仕様変更◆
Hinemos ver4.1.0で仕様変更された機能は以下の通りです。
Hinemos ver4.0の仕様を対象に記載しています。
★カレンダ、カレンダ詳細、カレンダパターンの3つを用いて、カレンダを設定するように仕様変更しました。
◆性能改善◆
★性能改善
以下の性能改善を行いました。
Hinemosの起動時間の大幅短縮
Hinemosのメモリ使用量削減
ジョブ定義表示/登録処理の高速化
ジョブ実行時の負荷軽減
各種設定登録時の負荷軽減
今後ともHinemosをどうぞ宜しくお願い致します。