収取・蓄積機能とは
サーバ・NW機器のパフォーマンス情報、システムのインフラ情報のみならず、ミドルウェア、アプリケーション、IoT端末など、多種多様な情報を収集・蓄積管理することが可能です。
特徴
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ログメッセージのタグ抽出
システムを構成する様々な情報の、最新状態(ステータス情報)や時系列情報(イベント情報)を、集中・集約管理することが可能です。他運用管理製品からエスカレーションされた情報をHinemosで集約することはもちろん、Hinemosで集約した運用情報を、他製品に連携することも可能です。
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タグを用いたログの集計
規則性があるログ情報に、キー・バリュー形式のメタ情報(タグ)を定義・付与し、タグを用いた情報の抽出と解析が可能です。アクセスログに記録された情報を、送信元IPアドレス、日付、ステータスコードといった単位でタグ付けし、分類することが可能となります。
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ログメッセージの解釈と検索効率化
JavaスタックトレースやOracle Databaseなどのログは複数行で1つの意味をなすメッセージになります。事前に区切り条件を定義することで、検索や監視など利用する際に「意味のあるメッセージ」の単位で活用することができます。
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アプリケーション監視制御の自動化に必要なログの収集(SDML)
監視対象アプリケーションに組み込んだ実装(制御コード)により、必要な監視をアプリケーションの起動・停止にあわせて自動で実行します。制御コードを用いたプロセスやポート、ログファイルの監視実行はもちろん、異常な状態から復旧するジョブを、制御コードを介して実行指示する、といったことも実現可能です。
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データ分析基盤との連携
収集・蓄積したデータは、GUI上の簡易な設定操作にて、外部のデータウェアハウス(DWH)/ビッグデータサービス/データ分析基盤に転送・連携することが可能です。Hinemosで収集・蓄積したデータは、同じくHinemos上で収集したインフラ情報・運用データと組み合わせ、業務分析・ユーザ行動分析等を行う事が可能であるため、これまでとは異なる視点での解析が実現可能となります。