エンタープライズ機能

 
  

エンタープライズ機能とは

商用システムを、より効率的に運用するために必要な機能を提供します。運用の「見える化」「操作の容易化」「効率化」を実現する様々な機能を提供することで、運用の属人化や、運用コストや作業負荷の増大といった、商用システム運用におけるよくある課題を解消します。

エンタープライズ機能 特徴

  • システムの状態を二次元マップ上で可視化
    (Hinemosノードマップ機能)

    二次元マップとして表現されたシステム構成図上で、ノード・スコープの状態を可視化します。ノード・スコープの状態は、マップ上に配置されるアイコンの色で確認できます。システムの状態確認に利用するマップ上のアイコン配置、背景画像は、自由にカスタマイズが可能です。

  • ジョブフローを二次元マップ上で可視化
    (Hinemosジョブマップ機能)

    階層構造を持つジョブネットの構成イメージを、2次元マップ上に視覚的に表示することが可能です。ジョブマップエディタを用いた、2次元マップ上でのジョブ設定追加・変更、ジョブマップビューワを用いたジョブ実行状態の視覚的な把握が可能です。

  • 運用レポートを出力
    (Hinemosレポーティング機能)

    蓄積された運用結果を用いた、システム稼働状況レポートの自動生成・自動配信を実現します。仮想化・クラウド専用のレポートテンプレートなど、製品に付随する幅広いテンプレートを活用できます。テンプレート組み換えなど簡易な操作で、レポートフォーマットを自由かつ容易にカスタマイズできます。

  • 設定情報のExcel管理
    (Excelインポート・エクスポート機能)

    Hinemos上の設定エクスポート・インポート、Excelファイル上での閲覧・編集を実現します。エクスポートした設定データは、Excelファイル上にパラメータシート形式で表現されます。Excelファイル上で変更した各種設定をHinemosにインポートする際は、既存データとの差分チェックや、差分インポートも可能です。

  • RPA導入環境の統合管理
    (RPA管理機能)

    RPA連携ツールとは、HinemosによりRPAの導入環境を効率よく運用を行うユーティリティツールです。「Hinemos」が、RPAにより自動化されるデスクワーク処理を、 Hinemosの管理対象とすることで、システム全体の統合運用管理が可能になり、業務全体の完全無人化を目指した運用改善を容易に実現することが可能になります。

  • Hinemos活用を支援するツール群
    (ユーティリティツール)

    Hinemosをより便利で活用するための様々なツール群をまとめて利用可能です。ITSMツール等との連携や、ダッシュボード連携、バージョンアップ操作やAPI操作を容易化する様々なツールを提供します。

ユーティリティツール 特徴

  • ITSMツールへの運用情報連携
    (インシデント管理連携ツール)

    Hinemosで検知・生成したイベント情報の、インシデント管理ツール連携を実現します。各種ツール上でのインシデント起票自動化、ナレッジへの関連付けを実現し、ITILベースでの運用管理実現を容易化します。

  • APIによる操作・連携の容易な自動化
    (コマンドラインツール)

    Hinemosの操作コンソール(Hinemosクライアント)がHinemosマネージャの操作に利用するインタフェースを、REST APIとして提供します。また、本APIを容易に利用するためのコマンドラインツールを合わせて提供します。API・コマンドラインツールを利用することで、他製品・サービスとの連携や、Hinemosそのものの運用操作の自動化などを、簡易に自動化することができます。

  • バージョンアップ作業の容易化
    (バージョンアップツール)

    旧バージョンの設定データを新バージョンの設定データにコンバートを実現します。単一メジャーバージョン間のバージョンアップはもちろん、複数メジャーバージョンを跨ぐバージョンアップにおける設定データのコンバートにも対応しています。

  • データ出力やメンテナンスの効率化
    (メンテナンススクリプト)

    内部データベースの履歴データをCSVファイルに直接エクスポートするなど、 Hinemos自身に対するメンテナンスなどの操作効率化・自動化を実現します。