共通基本機能

 
  

共通基本機能とは

Hinemosのコアとして、機能間のシームレスな連携を実現する基本機能です。共通基本機能により、Hinemosの多種多様な機能をワンパッケージで利用可能です。情報を、相互参照、共用利用可能な状態とすることで、情報や設定の集約や、機能間の相互連携をシームレスに実現しています。

特徴

  • リポジトリ情報の管理と活用
    (リポジトリ機能)

    リポジトリ機能は、管理対象の「システム構成」「マシン構成」を管理するHinemosのコア機能です。リポジトリ機能では、個々の管理対象機器を「ノード」として登録し、「スコープ」を用いてグループ化することが可能です。監視・ジョブ設定は、「スコープ」に対して設定する事で、設定数の削減、設定操作・管理負荷の削減が可能です。また、ノードとして登録されたマシンの構成情報は、ノード情報として自動で取得し、管理することが可能です。構成情報の変更履歴管理、変更時の通知(アラート)実行、検索によるマシン構成情報の見える化も、リポジトリ機能で実現可能です。

  • 権限・役割に応じたユーザ管理
    (アカウント機能)

    Hinemosを操作するユーザにはロール(役割)を指定できます。各ユーザの操作範囲・権限は、ロール単位で指定可能です。また、Hinemos上の各種設定に対する可視範囲も、ロール単位で制限可能です。ロールに対する権限を適切に付与することで、1台のHinemosマネージャを、複数テナントの管理に活用可能となります。

  • 業務カレンダによる運用の自動化と制御
    (カレンダ機能)

    自動化・ジョブ管理においては特に必須となる、業務カレンダを用いた制御を、監視機能でもそのまま利用することが可能です。営業日、システム運用スケジュール等を、予め定義したカレンダを監視設定に利用することで、カレンダ設定に準じた監視の細やかな実行制御を、容易に自動化することが可能です。

  • 運用結果に応じた多彩なアクション実行
    (通知機能)

    監視実行の結果や、ジョブ実行の結果など、Hinemosを用いた運用結果は、通知機能を用いて、様々な形で通知することが可能です。通知機能では、Hinemosクライアントの画面上で視覚的に通知することはもちろん、運用結果に連動した処理の実行や、syslog、RESTを用いた他製品・サービスへの連携が可能です。また、通知機能には、瞬間的な異常やメッセージラッシュにおける過剰な通知の実行を抑止するための、抑止機能も備わっています。