自動化機能

 
  

自動化機能とは

システム環境の構築や維持におけるパッケージの配布や構成最新化、ジョブ管理・ワークフロー管理、サーバリソースの最適化操作、RPA導入環境の管理やシナリオ実行まで、ITシステム運用における様々な操作の自動化・集約管理を実現します。

業務自動化(ジョブ管理) 特徴

  • サーバ間をまたがるジョブネットを一元管理

    システム運用に求められる、複雑なジョブネットの実行管理を実現します。サーバ間を跨る複雑な処理フローを、個々のサーバに対する個別の操作(ログイン、設定、資材配布など)を行うことなく、システム全体で統一された運用ルールに基づき、一元的に管理する事が可能です。ジョブの設定登録、設定変更操作は、 GUI上で容易に行えます。定義したジョブの実行スケジュールも、カレンダや、専用のGUI画面を用いて簡易に設定可能です。

  • GUIによるジョブネットの設定・実行状況確認

    階層構造を持つジョブネットの構成イメージを、2次元マップ上に視覚的に表示することが可能です。ジョブマップエディタを用いた、2次元マップ上でのジョブ設定追加・変更、ジョブマップビューワを用いたジョブ実行状態の視覚的な把握が可能です。

  • 多彩なジョブネットの実行契機

    Hinemos上に定義した各種ジョブネットは、多種多様な形で実行することが可能です。手動実行、スケジュール実行はもちろん、監視結果に応じた実行、ファイルチェック結果に応じた実行、API/CLIを用いた実行も可能です。

  • ジョブネット実行状況の監視

    所定の時刻までに開始・終了していない(遅延している)ジョブを検知することが可能です。過去に実行した同一ジョブの実行履歴情報より、実行時間の傾向を算出し、「普段より実行が遅れている」ジョブを検知することも可能です。遅延を検知した場合も、通知・スキップ・停止といったアクションを予め定義しておくことで、対処を自動化することが可能です。

  • 実行予定の見える化

    所定の時刻までに開始・終了していない(遅延している)ジョブを検知することが可能です。過去に実行した同一ジョブの実行履歴情報より、実行時間の傾向を算出し、「普段より実行が遅れている」ジョブを検知することも可能です。遅延を検知した場合も、通知・スキップ・停止といったアクションを予め定義しておくことで、対処を自動化することが可能です。

  • 多彩な機能、他製品からの移行も容易

    独自の進化を遂げている日本のジョブ管理要件を満たす、幅広い機能を備えています。日本のジョブ管理に求められる細かな設定を実現する十分な機能を有しており、クラウド上でもジョブ機能を利用可能。他製品上で利用・実行している既存のジョブ資産をHinemos上に移行し、再活用する事も可能です。

運用自動化(Runbook Automation) 特徴

  • ジョブ管理の仕組みで運用操作を自動化

    手順書(Runbook)に基づき運用者が手作業で実施していた、システムに対する定型的なオペレーションや、イベント発生時の対処等、システム運用に必要となる一連のプロセスを、定型化、自動化することが可能です。実行承認の取得や、サーバ機器等に対する各種操作は全て、ジョブ管理機能と同一のインタフェースで定型化・実行することが可能です。実行結果はすべてHinemos上で履歴管理されるため、作業証跡取得に必要となるコストの削減も可能です。

構築自動化(環境構築) 特徴

  • 環境構築に必要な操作を定型化・自動化

    エージェントレスでOS上の環境構築に必要なファイルやコマンド実行、差分の置換といった一連の作業を定型化できます。操作はすべてGUIで実現可能です。複雑なスクリプトや、ソースコードの記述も不要です。