Hinemos ver.6.1の新機能

Hinemos ver.6.1の新機能をご紹介します。

 

バイモーダル時代の統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」

運用管理製品が安定運用を実現するのは当たり前の世界です。Hinemosは運用コストのトータルマネジメントを実現します。

Hinemosでは、ありとあらゆるデータを収集・蓄積し、現在のシステム稼働状況を監視することはもちろん、収集したデータをもとにシステムの傾向などを分析、そのデータをもとにシステムの将来予想値や変化量などの監視を行うことで未来を予見した予防保全を可能にする「運用アナリティクス」を実現します。Hinemosでは、従来の効率化によってコスト削減や安定稼働などを実現するSoR(System of Record/守りのIT)の環境に加えて、IoTなどの新技術を活かして新たな価値を生み出すSoE(System of Engagement/攻めのIT)の環境も、単一の操作画面(Hinemosクライアント)から管理することができます。

 

 

 

 

運用アナリティクスとは

Hinemosが収集・蓄積したデータをもとに、リアルタイムなシステム状態把握と未来を予見した予防保全を実現します。

 

 

 

Hinemos ver.6.1の新機能① 将来予想値や変化量を監視

Hinemos ver.6.1では、新たに「将来予測監視」と「変化量監視」が追加されました。

 

将来予測監視

ハードディスクなど、サーバリソースの枯渇はアラートが出てからだと手遅れとなります。

変化の多い環境でも、Hinemosが将来を予測し、いち早く対策を打つことができます。

 

 

 

変化量監視

たとえ閾値内の変動でも、普段と違う動きは異常の前触れかもしれません。

次の動きを予測し監視することで、いち早く以上の傾向を察知することができます。

 

※ボリンジャー・バンドアルゴリズムを採用

 

 

Hinemos ver.6.1の新機能② 相関や条件組み合わせで監視

Hinemos ver.6.1では、収集した複数データの関係性からわかる異常をいち早く正確に検知することができるようになりました。

 

相関係数分析

あるデータの異常は、他のデータとの関係性から気づける事があります。

複数データの相関係数を使って、関係性の崩れから将来的な異常をいち早く察知することができます。

 

 

収集値統合監視

1つのデータでは、重要度を正しく表現することができない場合があります。

例えば、Webサーバ群の中で1台だけが障害という状況では重大ではないので警告、Webサーバ群全台が障害となった場合は危険と扱いたい状況が考えられます。

 

例1、複数台のWebサーバの監視

 

また、プロセスが停止していたとしても、時間内に再起動すれば正常と扱いたい、といった要件に対して、収集地統合監視をご利用頂くことで簡易に実現可能です。

 

例2、プロセス停止後の自動起動の監視

 

複数のデータを組み合わせた監視により、障害のレベルを正確に把握することができます。

 

 

Hinemos ver.6.1の新機能③ ログ件数・メタ情報からの監視

ログメッセージのメタ情報(ログの件数、または特定の内容を含んだログの件数など)を活用し、異常を検知することができるようになりました。

 

ログ件数からの監視

一定の時間内に閾値を超える件数のログが出力された場合、アラートを上げることができます。

 

メタ情報を活用したログ件数からの監視

あらかじめ収集するログデータに付与するメタ情報を定義しておき、このメタ情報を活用することで、複雑な条件でのログ件数の監視を行うことができます。

 

Hinemos ver.6.1の新機能④ NWパケット・バイナリ対応

Hinemos ver.6.1では、新たにネットワークパケット、バイナリデータを収集することができるようになりました。

 

パケットキャプチャ

ネットワークパケットを収集し、あらかじめ設定した文字列が含まれているパケットを検出するとアラートを上げます。

また、収集したネットワークパケットは内部DBに蓄積することができます。収集したデータは、解析ツールを使って解析することが可能です。

 

バイナリファイル監視

バイナリデータを収集し、収集したデータに対して予め設定した文字列が含まれているバイナリデータを検出するとアラートを上げます。

また、追記型のバイナリファイルに対してもテキストファイル同様に監視が可能です。

 

Hinemos ver.6.1の新機能⑤ ジョブの機能強化・拡張

Hinemos ver.6.1のジョブ機能では、新たに下記の機能を強化・拡張しました。

 

実行時間予測による終了遅延検知

ジョブの実行時間を収集し、普段よりジョブの実行に時間がかかっていることを検知し、通知をすることができます。

 

セッションを跨いだイベント連携

別ジョブセッションの特定ジョブが実行完了するのを待ち合わせることができます。

 

ジョブの実行の優先度指定

ジョブごとに実行優先度を決めることができ、後続ジョブの実行をジョブの実行結果に関係なく、優先度で決めることができるようになりました。

 

その他強化・改善

上記の他にも、以下のような強化、改善がされました。

 

  • ・条件指定の繰り返し実行
  • ・実行時間のグラフ表示対応
  • ・ジョブネット/ジョブ単位の定義インポート・エクスポート機能
  • ・実行間隔の拡張(1分/2分/3分の追加)

 

Hinemos ver.6.1の新機能⑥ 様々な機能強化・拡張

上記で取り上げた他にも、さまざまな機能強化・拡張がされました。

 

監視機能の強化・拡張

・ポーリング型の監視の間隔に30秒を追加

 

環境構築機能の強化・拡張

・環境構築設定の参照呼出し

・環境構築変数の導入

・モジュールの実行結果からの後続モジュールの制御

・チェックコマンドを省略時の動作指定

 

 

Hinemosのパフォーマンス システム規模 サーバ数

Hinemosが1マネージャ辺りで管理できるサーバ数は10,000台規模になっています。バージョンアップにより軽量化・安定化が進んでいます。

 

 

※あくまで製品リリース時の特定条件における評価結果です。実際の運用の際に性能評価・サイジングを実施することを推奨します。

 

Hinemosのパフォーマンス システム規模 ジョブ数

Hinemosが1マネージャ辺りで管理できるジョブ数は100,000ジョブ規模になっています。バージョンアップにより画面の操作性と共に性能が向上しています。

 

 

※あくまで製品リリース時の特定条件における評価結果です。実際の運用の際に性能評価・サイジングを実施することを推奨します。

 

Hinemosの基本的な機能

Hinemosがもつ基本的な機能は以下の通りです。

 

基本機能

収集・蓄積

監視・性能

自動化

共通基本機能

 

追加機能

エンタープライズ機能

クラウド・VM管理機能

ミッションクリティカル機能

ユーティリティツール

 

 

Hinemos ver.6.1関連のセミナ・イベント

Hinemos ver.6.1関連のセミナ・イベントです。

 

Hinemos ver.6.1 製品発表

「Hinemos ver.6.1 製品発表」を2018年4月11日(水)に開催します。

 

Hinemos ver.6.1 製品発表

・ 日時 :2018年4月11日(水)13:20~17:20
・ 会場 :東京コンファレンスセンター・品川 大ホールB
・ 主催 :NTTデータ先端技術株式会社
・ 参加費:無料(事前登録制)

 

○イベント詳細・お申込みはこちら

 

この機会に是非ご参加ください。

 

 

Hinemos ver.6.1 紹介セミナ 全国ツアー

2018年4月16日(月)~2018年4月20日(金)に「Hinemos ver.6.1 紹介セミナ」を札幌、仙台、大阪、広島、松山、博多の6都市で開催します。

 

Hinemos ver.6.1 紹介セミナ 全国ツアー

・ 日程 :2018年4月16日(月)~2018年4月20日(金)
・ 会場 :詳細はこちらをご覧ください。
・ 主催 :NTTデータ先端技術株式会社
・ 参加費:無料(事前登録制)

 

○イベント詳細・お申込みはこちら

 

この機会に是非ご参加ください。

 

 

Hinemos導入について

Hinemos導入の検討の際にはサービス・ソリューションのページをご参照下さい。