ミッションクリティカル機能

ミッションクリティカル機能

ミッションクリティカル機能とは

ミッションクリティカル機能とは、システム運用管理の中心となるHinemosのハードウェア故障・ソフトウェア故障に対する耐障害性を向上し、運用業務の稼働率を高める有償機能です。スケジューリングされたバッチ処理を無停止で運転する必要がある企業内のエンタープライズシステム、様々な顧客システムの基幹インフラを提供するデータセンタのバックボーン といった信頼性の高いシステム運用が求められる領域に最適です。ミッションクリティカル機能はサブスクリプションを購入することで利用可能です。
ミッションクリティカル機能は、以下のプラットフォームで動作するサーバに対応しています。
・ オンプレミス環境の物理サーバ
・ オンプレミス環境の仮想マシン(VMware vSphereなど)
・ Amazon Web ServicesのEC2インスタンス
・ Microsoft Azureの仮想マシン

特徴

  • 障害が発生しても自動で運用継続

    予期せぬハードウェアやソフトウェアの障害が発生した場合、ミッションクリティカル機能ではStandbyサーバに自動的に切り替えて運用管理業務を継続します。各々のサーバに付与された2系統の物理IPアドレスを利用して管理機器からのトラップ情報syslog/snmptrapを受信し続けることで、仮想IPアドレスを用いた通常のクラスタリング構成ではサーバ切替時に消失してしまうトラップ情報も漏らすことなく監視できます。

  • システム運用を止めずに障害復旧

    ハードウェア障害あるいはソフトウェア障害によりフェイルオーバが発生した場合、可用性が低下した1台のサーバによる運転に自動的に切り替わり、シングル構成と同じとなります。その状態から耐障害性のあるHA構成への復旧もシステム運用業務を一時停止せず、提供されるコマンドで容易に行えます。

  • 特殊なハードウェアやソフトウェアは不要

    一般的なクラスタリングソフトウェアとの組み合わせた場合、信頼性を担保するために様々な観点での検証が必要となりますが、Hinemos開発者による検証済みの構成であるミッションクリティカル機能では試行錯誤せずに短時間で導入できます。また、Hinemosというソフトウェアに最適化されたHA構成であり、起動や停止、障害時の復旧などといった手順はすべてマニュアルで提供されるため、わざわざ手順書を作成する必要もありません。必要なものは2台のサーバ(物理サーバあるいは仮想サーバ)のみです。各サーバに搭載されたローカルストレージ上のデータベースは自動的にミラーリングされるため、高価格な共有ストレージやFC-SANも必要ありません。(※1)

    (※1)Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル(Windows版)をご利用いただく場合、HinemosマネージャサーバのHA構成を実現する方式として、Windows Server 2016 DatacenterエディションのStorage Replica(記憶域レプリカ)を使用する方式、もしくは、共有ストレージを使用する方式をご選択いただくことが可能です。

    Storage Replica(記憶域レプリカ)を使用する方式をご選択いただく場合は、共有ストレージ等、特殊なハードウェアを別途ご用意いただく必要はございません。

    共有ストレージを使用する方式をご選択いただく場合は、共有ストレージ(NASもしくはiSCSI)を別途ご用意いただく必要があります。

こんなときにオススメ

企業の基幹・勘定系システムの運用基盤にHinemosを活用する
様々な顧客が利用するマルチテナント型サービスの運用基盤にHinemosを活用する
データセンタの監視サービスの基盤としてHinemosを活用する
パブリッククラウド上に信頼性の高い運用管理システムを構築する

製品ラインアップ

管理対象 品名 動作OS
オンプレミス

Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル

Linux/Windows(※2)
仮想化環境

Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル・VM管理 VMware版

Linux/Windows(※2)

Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル・VM管理 Hyper-V版

Linux/Windows(※2)
クラウド環境

Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル・クラウド管理 AWS版

Linux/Windows(※2)

Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル・クラウド管理 Azure版

Linux/Windows(※2)

よくあるご質問

Q1 サーバに必要となるハードウェア要件はありますか?
A1 特別な要件はございません。一般的なクラスタミドルウェアで求められるサーバ間の死活監視(ハートビート)専用のネットワークインタフェースも必要なく、最低1枚のネットワークインタフェースが搭載されていれば問題ありません。

2台の物理サーバでHAを構成する場合は、IPMIボードが搭載されたサーバをご利用いただくことで、フェイルオーバの成功確率を高めていただくことが可能です。

[補足]
Hinemosサブスクリプション ミッションクリティカル(Windows版)をご利用いただく場合、HinemosマネージャサーバのHA構成を実現する方式として、Windows Server 2016 Datacenter エディションのStorage Replica(記憶域レプリカ)を使用する方式、もしくは、共有ストレージを使用する方式をご選択いただくことが可能です。(※3)

共有ストレージを使用する方式をご選択いただく場合は、共有ストレージ(NAS、またはiSCSI)を別途ご用意いただく必要があります。

(※3)クラウド環境上でHinemosマネージャサーバのHA構成を実現いただく場合は、Storage Replica(記憶域レプリカ)を使用する方式のみ、ご選択いただけます。共有ストレージを使用する方式をご選択いただくことはできません。
Q2 マルチキャストが利用できないパブリッククラウド上でも利用できますか?
A2 ユニキャストによる通信にてクラスタリング制御を実現しており、利用できます。
以下のパブリッククラウド上での構成で動作検証済みです。

・Amazon Web Services (Multi-AZ構成のEC2インスタンス)
・Microsoft Azure(可用性セットで構成された仮想マシン)
Q3 フェイルオーバの時間はどの程度ですか?
A3 フェイルオーバの時間は「障害検出+Hinemosマネージャの再稼働」という大きく2つの時間に分類されます。

弊社環境では、障害検出に30~60秒、Hinemosマネージャの再稼働に30秒程度が実測値として計測されており、参考値としてご活用ください。
Q4 VMware HAなどのHA機能との違いは何ですか?
A4 サーバ仮想化あるいはパブリッククラウドの機能として提供されるサーバ自動再起動などの高可用性構成と比較した場合、プロセスダウンや応答なしといったより上位のレベルの障害も検知可能であり、フェイルオーバ発動までの障害検出時間も短いことが特徴です。

詳しくは、以下の表をご確認ください。