作成日 | 2023/7/12 |
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はじめに
こんにちは。今回、この記事ではジョブ連携送信・待機ジョブの紹介をします。
ジョブ連携送信・待機ジョブの設定方法ではなく、どのような機能なのかを中心に取り上げようと思います。
ジョブ連携送信・待機ジョブとは
ジョブ連携メッセージについて
まず、ジョブ連携送信・待機ジョブの前にジョブ連携メッセージについて説明します。
ジョブ連携メッセージとは、マネージャ間を跨るジョブ実行をしたい際に対向マネージャにジョブ連携メッセージを送信することでマネージャ間を跨るジョブ実行制御が可能になります。
ジョブ連携送信・待機ジョブとは
”ジョブ連携送信ジョブ”とは、ジョブ連携メッセージを送信する機能の一つで、対向マネージャにジョブ連携メッセージを送信するジョブになります。
”ジョブ連携待機ジョブ”とは、ジョブ連携メッセージを受信する機能の一つで、対向マネージャが送信したジョブ連携メッセージを受信するジョブとなります。
イメージとしては、以下の図のようになります。
流れとしては、
1. ジョブ連携メッセージを受け取るマネージャサーバは、”ジョブ連携待機ジョブ”を実行し、ジョブ連携メッセージを受信できる状態にします。
2. ジョブ連携メッセージを送信するマネージャサーバは、”ジョブ連携送信ジョブ”を実行して、対向マネージャにジョブ連携メッセージを送信します。
ここでジョブ連携メッセージを送信できると"ジョブ連携送信ジョブ"の実行が完了となります。
3. "ジョブ連携待機ジョブ"がジョブ連携メッセージを受け取ることで"ジョブ連携待機ジョブ"の実行が完了となります。
ジョブの待ち条件などに設定することで”ジョブ連携送信ジョブ”でジョブ連携メッセージを送信後に次のジョブを実行したり、”ジョブ連携待機ジョブ”でジョブ連携メッセージを受信後に次のジョブを実行するなどジョブの制御をすることが可能です。
ジョブ連携メッセージの送受信の種類
ジョブ連携メッセージの送受信の種類
ジョブ連携メッセージを送受信する方法は、以下の図のようになっております。
ジョブ連携メッセージ送信する方法は、ジョブ連携送信ジョブ、ジョブ通知、INTERNALイベント、ジョブ連携送信メッセージの手動実行の4つになります。
ジョブ連携メッセージを受信する方法は、ジョブ連携待機ジョブ、ジョブ連携受信実行契機の2つになります。
どの方法でジョブ連携メッセージ送受信するかは用途で使い分けることが可能です。
おわりに
この記事では、ジョブ連携送信・待機ジョブの紹介をしました。
ぜひ、ジョブ連携送信ジョブ・ジョブ連携待機ジョブを使用してみてください。