ジョブ定義の作成方法

作成日 2020/07/31
更新日 -

1.ジョブ定義の作成方法

Hinemosのジョブは、様々な方法で定義することが出来ます。GUI操作画面にて、ジョブを定義する場合は、Hinemosクライアントを利用します。Hinemosでは、ジョブを定義するその他の方法として、Hinemos Utilityを利用する、APIやコマンドラインツールを利用する、といった方法があります。本セクションでは、Hinemosクライアントを利用したジョブ定義の作成方法、Hinemos Utilityを利用したジョブ定義の作成方法をご紹介します。

 

 

 

2.Hinemosクライアントを利用したジョブ定義の作成

Hinemosクライアントを用いて、ジョブ定義を作成する際は、「ジョブ設定パースペクティブ」という画面を利用します。 ジョブ設定パースペクティブには、新たにジョブ定義を作成する場合や、既存のジョブ定義を確認、変更するために必要となる画面要素(ビュー)がまとめられています。 ジョブ設定パースペクティブでは、「豊富なジョブの種類」のセクションでご紹介した、ジョブの種類毎に、専用の設定ダイアログが用意されています。ユーザは、ジョブ定義を新規に作成する場合は、まず初めに、ジョブユニットの作成を行います。その後、作成したジョブユニットの中に、ジョブネット、コマンドジョブ、参照ジョブ、ファイル転送ジョブを作成していきます。様々な種類のジョブ定義を作成するための設定ダイアログは、「待ち条件」「通知」といった制御方法毎に整理され、かつ、インターフェースが共通化されています。そのため、様々な種類のジョブ定義を、同じ操作感で作成することが出来ます。

 

ジョブ種別間で共通化されたジョブ設定ダイアログの操作インターフェース(例)

ジョブ種別間で共通化されたジョブ設定ダイアログの操作インターフェース(例)

 

なお、ジョブ定義を新規に作成する場合や、既存のジョブ定義を変更する場合、「ジョブマップ機能」を活用することで、既存のジョブ定義を視覚的に確認しながら、新規にジョブ定義を追加する、といった操作が可能となります。

 

ジョブ種別間で共通化されたジョブ設定ダイアログの操作インターフェース(例)

「ジョブマップ機能」を活用することにより、複雑なジョブフローを定義したい場合においても、設定操作を容易におこなうことが可能となります。

 

「ジョブ設定パースペクティブ」は、定義したジョブの実行契機を作成する場合や、ジョブの同時実行制御に使用するキューの作成にも使用します。 ジョブの実行契機は、ジョブ設定[実行契機]ビューという画面を使用して作成、管理します。ここでは、ジョブの実行契機として、スケジュール実行、マニュアル実行、ファイルチェック実行といった実行契機の作成や、管理操作を行うことが出来ます。各実行契機の詳細につきましては、「様々なジョブの実行契機」セクションをご確認ください。 ジョブの同時実行制御に使用するキューの作成や管理操作には、ジョブ設定[実行契機]ビューという画面を使用します。ここでは、ジョブの同時実行を制御するためのキューの一覧確認や、作成、変更、削除といった各種操作を行うことが可能です。ジョブの同時実行制御の詳細につきましては「ジョブの実行制御①」セクションをご確認ください。

 

 

 

3.Hinemos Utilityを利用したジョブ定義の作成

Hinemos Utilityを用いて、ジョブ定義を作成する際は、Hinemos Utilityに付随する、専用のExcelファイルを使用します。

 

Hinemos Utilityを利用したジョブ定義の作成

 

本ファイルでは、各種ジョブ定義の基本的な設定はもちろん、実行契機や、同時実行制御キューの作成、管理を、Excelファイル上の操作として行うことが可能です。  なお、Excelファイル上で作成したジョブ定義は、Hinemosマネージャにインポート可能なxmlファイルとして、出力することが可能です。

 

xmlファイルの出力用画面(Excel)

xmlファイルの出力用画面(Excel)

 

なお、上記にて出力したxmlファイルは、Hinemosクライアントの専用画面より、Hinemosマネージャにインポートすることが可能です。

 

設定インポートエクスポートパースペクティブ

設定インポートエクスポートパースペクティブ

 

 

 

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