作成日 | 2025/06/24 |
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はじめに
この記事では、HinemosエージェントサーバのIPアドレス、ホスト名を変更した際に必要な設定をご紹介いたします。
エージェントサーバのIPアドレス、ホスト名を変更した後にうまく動作しない際の参考にしていただければ幸いです。
前提
Hinemosエージェントが自身のファシリティIDを解決できていない場合、
Hinemosマネージャは、対象ノード上のHinemosエージェントを認識することができません。
Hinemosエージェントは、自身のホスト名とIPアドレスをもとに、
Agent.propertiesの接続先マネージャの情報用いてHinemosマネージャに問い合わせを行い、自身のファシリティIDを解決します。
このとき、以下の2つの条件の両方を満たしている場合に、HinemosエージェントはファシリティIDを解決でき、
Hinemosマネージャは対象ノード上のHinemosエージェントを認識できます。
条件1:「リポジトリに登録されているノード名」と「監視対象ノードのホスト名(hostnameコマンドの実行結果)」 が一致していること
条件2:「リポジトリに登録されているIPアドレス」が「監視対象ノードのIPアドレス」に含まれていること
そのため、上記2つの条件の設定を行う必要があります。
設定方法
上記の設定をするために、リポジトリビューから設定を変更します。
リポジトリ[ノードの作成・変更]内の
に関して、変更したIPアドレス・ホスト名に変更してください。

上記のように設定することで、エージェントサーバのIPアドレス・ホスト名を変更した後も変更前と同じようにHinemosを利用できます。
おわりに
この記事では、エージェントサーバのIPアドレス・ホスト名を変更した際の設定方法に関して紹介しました。
変更後にお困りの際はぜひご確認ください。