SPEEDA（株式会社ユーザベース様）
株式会社ユーザベース様は、経済情報に特化したソーシャル経済ニュース及び企業・産業分析を行う人向けの情報プラットフォームを提供されており、その主要サービスである『SPEEDA』の運用管理にHinemosを採用しています。
| 導入企業・団体様 | 株式会社ユーザベース様 |
|---|---|
| 分野 | 情報通信業 |
| 導入規模 | 64台 |
システム概要
ユーザベース様が提供している『SPEEDA』は、企業・業界分析を行うすべてのビジネスパーソンのためのオンライン情報プラットフォームです。 世界550業界の分析レポート、300万社の上場/非上場企業情報、100万件のM&A情報、10万系統以上の統計データを格納し、分析・資料作成に必要な情報をワンパッケージで引き出すことができます。 Webサービスのため、いつでも誰でも簡単に情報にアクセスでき、圧倒的な使いやすさで、情報収集・分析の効率化、充実化を実現しています。
Hinemosは、SPEEDAが行っている、世界各国の情報を入手しDB上で加工した上でデータを提供する、といった一連の流れを管理しています。約60台のサーバに対してデータ連携ジョブの管理や、状態異常の通知などを行っています。
システム構成図
お客様の声
ユーザベース様では以前からHinemosをご利用いただいておりましたが、このたび最新バージョン（2015年3月現在）のHinemos ver.5.0にメジャーバージョンアップしました。これにより、今まで利用していたHinemos ver.3.1と比べて運用が大きく改善されました。
Webクライアントを用いた操作環境に依存しない運用確認
Hinemos ver.5.0から、ブラウザ経由でHinemos画面を表示し、確認や操作を行えるWebクライアンが追加されました。ユーザベース様の環境では、操作端末がMacである担当者もいたため、Webクライアントを積極的にご活用いただいています。
ユーザベース様からは、「ver.3.1では、Macを利用する担当者は仮想環境でHinemosクライアント用のVMを用意したり、Hinemos接続用の共有端末まで行って操作を行ったりする必要がありました。しかし、ver.5.0ではWebクライアントを利用し、操作環境に依存しないブラウザからHinemosの確認や操作を行えるようになったため、運用確認がより楽に行えるようになりました。」との声をいただいております。
ジョブのリトライ機能による運用負荷軽減
Hinemos ver.5.0より、Hinemosのジョブ機能がより柔軟に制御できるようになりました。ユーザベース様では運用負荷を軽減するため、新たに追加されたジョブのリトライ機構を中心に、制御面の見直しを行われています。
ユーザベース様からは、「ver.3.1では、ジョブが異常終了した際に単純な再実行で問題ないジョブでも、再実行操作をHinemosクライアントから行う必要がありました。しかし、ver.5.0では、正常終了するまで自動で繰り返し実行する設定が追加されており、Hinemosクライアントからの操作が不要となったため、人手による運用負荷を軽減できました。」との声をいただいております。
性能向上にともなう大幅なレスポンス改善
Hinemos ver.5.0では、大規模環境でもHinemosを利用できるよう、Hinemosクライアントの表示周りやレスポンスの性能改善が行われました。
ユーザベース様からは、「ver.3.1では、通信環境が悪い状況だと、クライアントへのログインや操作画面を開くのに数分かかることがありました。しかし、ver.5.0では、そのような環境でも数十秒で応答があるため、Hinemosクライアント操作をともなう作業にかかる時間が大きく削減できました。」と声をいただいております。
バージョンアップ作業について
今回のバージョンアップ作業は、多くのバージョンアップ作業を手掛けている株式会社アトミテック社が担当しました。
ユーザベース様からは、「今回のHinemosのバージョンアップでは、アトミテック様の多大なご支援をいただきました。旧バージョンのジョブデータの変換作業、バージョン移行期間中の手厚いサポートのおかげで想定外の事象を乗り越えることができ、無事にバージョンアップを行うことができました。」との評価をいただいております。
関連情報
お問い合わせ先（アライアンス企業担当者など）
株式会社アトミテック
TEL：050-3775-7632
E-Mail：hsd-sales@atomitech.jp
ポータルサイト：http://atomitech.jp/hinemos
本事例等に関するお問い合わせ:Hinemosソリューション部まで
