作成日 | 2025/01/07 |
---|
はじめに
今回は、コマンドジョブの機能にある、「ファイル出力」について解説していきます。
ファイル出力について
今回ご紹介する「ファイル出力」は、
コマンドジョブでの標準出力結果や、標準エラー出力結果を任意のファイルに出力することができる機能です。
ファイル出力を使ってみる
1. 使用環境
今回使用した環境については以下の通りです。
・OS:RHEL 8
・Hinemos ver.7.1.0 (マネージャ・Webクライアント・エージェント)
2. 標準出力
まず、標準出力結果をファイルに出力してみます。
Hinemosクライアント画面から、ジョブ設定パースペクティブを開き、
ジョブ設定[一覧]ビューからジョブユニット、続いてコマンドジョブを作成します。
コマンドジョブの設定内容は以下の画面の通りです。

次にファイル出力のタブを開き、
標準出力をファイルに出力するにチェックを入れて、出力先の設定をします。

ジョブを登録して実行し、メッセージを確認します。


TeraTermでファイルが出力されているか、出力内容は正しいかを確認します。

ファイル出力できていることが分かりました。
3. 標準エラー出力
次に、標準エラー出力をファイルに出力してみます。
コマンドジョブを追加で作成します。
コマンドジョブの設定内容は以下の画面の通りです。(起動コマンドをechoからechにしてあります)

次にファイル出力のタブを開き、
標準エラー出力をファイルに出力するにチェックを入れて、出力先の設定をします。

ジョブを登録して実行し、メッセージを確認します。


TeraTermでファイルが出力されているか、出力内容は正しいかを確認します。

ファイル出力できていることが分かりました。
おわりに
簡単ではありますが、コマンドジョブのファイル出力のご紹介をいたしました。
皆様の業務やプロジェクトに少しでも役立てば幸いです。